Physics2D 概要

Sce.PlayStation.HighLevel.Physics2Dは基本的な2次元物理シミュレーションの機能を提供します。

PhysicsBody

PhysicsBodyは基本的な2次元剛体を表すクラスで、速度、加速度など剛体の様々な属性を保持します。

PhysicsShape

PhysicsShapeは基本的な2次元衝突形状を表すクラスで、30個の頂点を上限とした凸形状です。ただし、球については頂点0個の凸形状として例外として扱います。

PhysicsJoint

PhysicsJointは基本的なジョイント接続を表すクラスで、剛体ペアに対して角度、位置の制限をかけます。ボールジョイント、スライダージョイントなどを作成することができます。

PhysicsSpring

PhysicsSpringは基本的なスプリング接続を表すクラスで、剛体ペアに対して長さの制限をかけます。

PhysicsScene

PhysicsSceneは2次元物理シミュレーションシーンを表すクラスです。シミュレーションはシーン単位で実行されます。レイキャスト用の計算RaycastHitもこのシーンクラスで提供されています。

PhysicsSolverPair

PhysicsSolverPairはSolver Phaseに渡される衝突情報であり、剛体ペアの衝突情報を保持しています。

PhysicsUtility

PhysicsUtilityは計算内部で使用される定数や、関数などが定義されています。