クラス Scene

Scene クラスはシーングラフのルートノードタイプです。 シーンスタックを操作するため Director シングルトンを使い、現在のシーンは Director.Instance.CurrentScene でアクセスします。 2つのシーンが画面遷移のためブレンディングされるときを除き、アクティブになるシーンはひとつだけです。 [詳細]

Sceneに対する継承グラフ
Node TransitionScene TransitionFadeBase TransitionCrossFade TransitionDirectionalFade TransitionSolidFade

すべてのメンバ一覧

Public メソッド

 Scene ()
 コンストラクタ。
override void OnEnter ()
 シーンが Director によって開始された時、この関数が呼び出されます。
override void OnExit ()
 シーンの OnExit はデフォルトで Cleanup() 呼び出します。
virtual bool IsTransitionScene ()
 シーンが TransitionScene タイプである場合、trueを返します。

Public 変数

bool NoClear = false
 通常、シーンは内部的な描画関数内でスクリーンをクリアします。 開発者はこの NoClear を trueに設定することで、自動クリアを抑制することができます。 自動クリアを無効にした場合、いくつかの TransitionScene の効果が正常に動作しないことに注意してください。 ( いくつかの画面遷移は、2つの遷移するシーンを、ブレンドのためオフスクリーンで描画する必要があるためです。)
float DrawGridStep = -1.0f
 DebugFlags.DrawGrid が Director.Instance.DebugFlags に設定されているときに描画される、デバッググリッドのセルサイズ。 値が -1.0f(デフォルト)である場合、デバッググリッドセルのサイズが、 DrawGridAutoStepMaxCells での分割数以上を表示しないよう、自動的に調整されます。
float DrawGridAutoStepMaxCells = 32
 DrawGridStepが-1に設定されている場合、デバッググリッドのセルサイズは自動的に計算されます。 ズームアウトすると、DrawGridAutoStepMaxCellsの分割よりも多くならないように、2のべき乗でセルサイズが増加します。

プロパティ

double SceneTime [get]
 シーンの開始時から経過した時間の総計。秒単位。

説明

Scene クラスはシーングラフのルートノードタイプです。 シーンスタックを操作するため Director シングルトンを使い、現在のシーンは Director.Instance.CurrentScene でアクセスします。 2つのシーンが画面遷移のためブレンディングされるときを除き、アクティブになるシーンはひとつだけです。

また、シーンはメインカメラを保持しています。


変数

DrawGridStepが-1に設定されている場合、デバッググリッドのセルサイズは自動的に計算されます。 ズームアウトすると、DrawGridAutoStepMaxCellsの分割よりも多くならないように、2のべき乗でセルサイズが増加します。

警告:あまりにも多くこの値を増やすと、非常に多くの線が描画されることにつながり、 DrawHelpers のイミーディエイトモードで使用する頂点配列をオーバーフローしてしまう可能性があります。 自動的に計算されたステップサイズが 2 ^ 15より大きくなった場合、デバッググリッドの描画を停止します。